おっとむすーとしてる幼なじみ発見
「渚も一緒に食べるか」
「うん、食べる」
いつも大体はこの四人で食べてるのだが・・・・・・・おっと赤坂が俺のおかずに箸を出してきたぞ。
「光太郎のおかずゲット」
「お前なそれは俺が楽しみにしてとっといたおかずだぞ」
「へへーん、とっといたお前が悪いぉ」
「ちくしょう」
「まぁまぁ、光太郎ちゃん、光ちゃん落ち着いてよ」
幼なじみと桃子になだめられてなんとか落ち着いたよ、赤坂のやつ覚えてろよ
とまぁこんな感じで昼御飯は終わったのだが、赤坂におかずを取られたのはしゃくだが・・・・・・まぁいいいつか仕返しをしてやるさ
さてと昼御飯を食べてあっという間に放課後になったわけだが、さてと部活もしてないし用事もないしさっさと帰るとするかな
渚、今日一緒に帰ろうぜどうせ何も用事無いんだろ・・・・・?
「うん、一緒に帰ろう」
渚と一緒にいるとなぜかほっとする、なぜだろう。
くされ縁というやつなのか・・・・・・・っと渚が俺に話しかけてきたぞ。
「光太郎ちゃんは好きな人はいるのかな?」
ぶは、いきなりなんてことを言うんだこの幼なじみめ。
「今はいないよ」
「今はってことは今後好きな子ができちゃうかもしれないんだよね・・・・・・?」
幼なじみは恐る恐る俺に話しかけてきた。
「まぁそいうことになるのかな」
「そっかぁ・・・・・」
何やらしょんぼりしている幼なじみを元気ずかせてあげるかな
「何落ち込んでいるんだよ渚らしくないぞ、元気だせ」
「うん・・・・・・・わかってるよ」
なんだか落ち込んでるようなので何か飲み物でも買ってあげることにしよう
「渚何か飲み物買ってあげるよ、何がいい?」
「え〜〜いいよ、気持ちだけ受け取っとくよ」
「そんなこと言わずに飲み物ぐらい買ってあげるよ」
「じゃあお言葉に甘えてお茶がいいな」
「分かったお茶ね、ほれ」
「ありがとう」
お茶おごって上げただけなのにこんなにも喜ぶとは
「おぅ」
そろそろ分かれ道だ
「渚、また明日な」
「うん、また明日ね」