陸に足をつけて
海に手足を泳がせて
空に体を委ねて
あたしは限りない言葉を操っていく
錆びた鉄を溶かせるのは自分
こんなに自由自在なのに不満しか残ってないなんて
時間は進んでく
適当に
今しかできないことがある
人間がいちばん苦痛で自由
陸は踏みつけられる命で固くそこにいられる
海は陸の上で柔軟に徘徊し限りなく流れ続け
空は陸も海も全てを包み色んなものを作る
でもどれもそのものにはなれない
役割がちがうから
それを全てあじわえるのは人間しかできない
陸を踏める力
海の感触
空の雄大な広さと色や激しい感情
この素晴らしい宇宙で
触れ続けたいと思うんだ