翔は教室に入るといつもとは違う違和感を感じた。
「静かだ…」
教室だけではない廊下に出ても人の気配があまりない。教室には友の佐々木と女子4人男子は自分と佐々木を抜かして3人だ、登校時間はとっくに過ぎていた。
翔は佐々木に何か知っていないか聞くことにした。
翔「おい、佐々木今日一体どうなってんだ!何か知ってるか?」
佐々木「いや、俺にはさっぱりわからない、ただ変な噂を朝、聞いたんだ…」
翔「で?その変な噂って?」
翔は少し嫌な予感がした。
佐々木「こんな噂だ……何かの組織に連れ去られたって噂だ」
翔はさらに佐々木に問い掛けた。
佐々木「…その組織の目的は人の中に眠るサイキック能力を持つ物が必要らしくて、そのサイキッカーがこの学園にいるんだそうだ…」
翔はなにがなんだかわからなかった。
すると静かな教室に先生が入ってきた。
先生「もうわかってはいると思うけど、今日はクラスのほぼ全員が休みだ。これより休校とする!」
翔は友達が心配になってきた
翔は帰りに友達の家に行くことにした。
途中誰かにつけられているのに気がついた、すると背後から話かけてきたのだ。
?「翔、よく聞けまず言っとくが我々はお前の味方だ、信じてくれ それより今日の夜12時30分にこの場所にこい!話がある 絶対だぞ!」
すると謎の男は紙切れを翔に渡した。
翔が後ろを振り向くと、そこに人の姿はなかった。
翔「今日の…夜12時半か……」
翔は紙切れを大切にポケットに入れた。
続く…