スタンガンで気絶させ腕を縛ってドラム缶に放り込んどいた野郎の身体に除光液をバケツ3杯分浴びせてやる。
ガソリンと言う手もあったが、ガソリンは火をつける際に火傷をしかねないので入手も簡単な除光液にしたのだ。
父『ん……?』
除光液を頭から浴びせたんだ。目が覚めるのは当然だろう。
父『…なんだ?ここは』
私の嫌いな野太い声。
父『お前か?ワシをこんなんにしたのは!』
クソオヤジが凄むが全く怖くは無い。
『お父さん。私に謝る気は無いの?』
父『何言ってんだよボケ!とっととほどけや!』
『あぁ?』
ガン!
ドラム缶を力いっぱい蹴りつけた。
ドラム缶が倒れた。
クソのオヤジは腕を縛られているのでなす術も無く床に転がる。
『てめぇが私を殴った分てめぇを苦しめてやるからよぉ!ひゃひゃひゃひゃ!』
やっと状況が読めたらしい、オヤジの顔色が青い。
父『いや…あのな…』
『せぇよ!グズが!』
横たわるオヤジの腹めがけて蹴りをくれてやった。
父『ぐぅっ…!』
『次勝手に喋ったら殺すからね☆』
殺すと言う言葉が効いたのだろうか、静かになった。
安堵なんてさせるかよ!
私は素早くジッポライターに火をつけオヤジの上に落とした。
ボォゥッ!
父『あ!ああぁぁぁ!熱い!熱い!助けてくれ!あぁ!』
『うひひひひひひひゃひゃひゃひゃひゃ!』
肌が焼けるあの臭いが鼻をつついた。
わめいていたオヤジももう静かになった。
そして火が消えて
『バーべキュウのできあがり♪』
完