婆さんが
夜中に目を覚ますと、
目の前に、白目をむいた爺さんの顔があった
爺さんは、婆さんの口に両手をかけ
力の限り、広げていく…
そして、その広げた口に頭を入れ始めたのだ
婆さんの口は、さらに広げられていく…
両腕が
口の中へ突っ込まれ
体を押し込まれ
爺さんは、
婆さんの体内へ、潜っていってしまった…
婆さんは、広げられた口を元に戻すと、膨れた腹に手をのせる
「しょうがないですねぇ朝になったら、出てきてくださいよ…」
おやすみなさい