――翌日
猛「近所のおっちゃんとかおばちゃんとか来るんかなあって思ったけど…」
――「あらまあ、演奏会?じゃあお邪魔しましょうかねえ」――
猛「朝家まわって宣伝したら皆結構来てくれるって言ってくれたなあ」
女子部屋の入口で猛が嬉しそうに笑った。部屋では波音が秋奈に髪をアレンジしてもらっている
拓「でも…あの人らが客って…盛り上がるんか?なんか変なのー」
猛の隣で拓朗がため息をついた
翼「どんな相手でも一生懸命演奏する。それが俺らの音楽や!」
すぐそばの階段に座り譜面を確認していた翼が言った
波「わあ!タケ見てえ!!」
鏡を覗いていた波音が振り返る
波「秋が髪やってくれた!うちかわいー?」
猛「うん!かわいい!!」
波「わーい!たくも見て〜」
拓「うん、ええんちゃう?でもそんな凝らんでも」
秋「本番やもん。女の子やったらかわいくするもんやの!ほらっみっきーもやってあげるで」
光「いや、うちは…」
猛「ええやん、やってもらったら?」
秋「ほら、そこ座って」
拓「まだ時間かかるかあ〜?」
翼「俺ら先行っとくで〜」
光「え!?」
光希は秋奈と２人残された
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