貴方を殺めて私も死のう
永遠に二人 結ばれるように…
この世界が
輪廻の鎖に
繋がれているのなら
生まれ変わっても
来世で逢いたい
あの丘に建つ
小さな白い小屋で
ずっと待っているから
たとえ 老いても
ボロボロの布を纏っても
貴方を待ち続けます
貴方を殺めて私も死のう
永遠に二人 結ばれるように…
この世界で
結ばれるのなら
いつの日か
離れなくなることを信じて
死が二人を別ちても
終末の音が鳴り響いても
天の御国があるのなら
そこで二人
永遠を誓い叶えよう
もし天の国で
迷ってしまっても
必ず出逢えるように
貴方の好きな花を持って
香りを風で届けます
貴方の元へ
その風が届くまで
私は花を枯らさぬように
水を与え続けます
時は流れ行き
硝子の靴は
石に変わっても
私は必ず
貴女の元へ
二人は離れても
必ず出逢うように
神様の意思に
護られているから
この世界で結ばれぬのなら
愛し続けることを
誓い叶えるように
貴方を殺めて私も死のう
永遠に二人 結ばれるように…