ふざけんな…。
ふざけんなよ…。
たかだか一日一緒にいただけで…
どこの誰とも分からない奴が…
あゆの心を簡単に持っていった!
「ふざけんなっ!!」
私は気づくと体育館裏で叫んでいた。
なんで…
なんで…私はこんなに
あゆのそばにずっといるのに… 私の気持ちは絶対にあゆに受け入れてもらえない…。
あゆ…そんな簡単に揺らがないで。
簡単に心を許さないで。
私だけの…
私だけの、あゆでいてほしい…。
そんな事、無理なのに…
そんな馬鹿な事まで
願ってしまうほど…
あゆ、あんたが大好きなんだ。
続く