「お姫様―――」
ここは、風の国…
「なんだ?セライ」
「早く、城に戻って下さい!」
私は風の国の姫…
ソラ・ウィンディ……
「なぜ、戻らなきゃいけないんだ?」
「えっ…それは、外は危険だからです!!」
嘘だ…この風の国は
とても、平和な国……
「嘘はいい…どうせ、ハープの練習だろ?」
セライは「ゔっ!?」っと言う顔でちょっと引く…
私はセライのこう言う所が嫌いだ…
「コホンッ…さて…城に帰りますよ!」
「ふんっ…誰が――――」
ビィィイィイイィイ!!!!!!!!!!!
風の国にサイレンが響き渡る……
「っ―――!!!!」
「何事ですか!!?」
セライは通信マイクで管理局に連絡をした…
『闇の国が!風の国に攻撃をして来ています!!!』
キュィイィイイィ…ドォオォン!!!!
「っ――!こんな風…今まで感じた事――!キャァアァア!!!!!」