イタイ、イタイ
心が酷く痛む夜
一日の出来事が走馬灯のように駆け抜けて硝子の破片のように心に散らばる。
キタナイコトバ
ワライゴエ
ヤマナイカイワ
全部全部ココロに突き刺さっていく
ココロからまたクロイものもキタナイものも溢れ出て、
ほら
イタイ、イタイ
部屋の隅で膝を抱く小さなその背をそっと抱いて
大丈夫だよ
泣いてもいいんだ
と言ってくれる手が欲しい
それだけできっと、今は乗り越えられるから
例え今は甘えてると言われても
いつか絶対この狭い部屋を飛び出すよ
だから、
今だけ、僕に静かな夜の静寂をください