†雨だれ

 2010-01-31投稿
閲覧数[310] 良い投票[0] 悪い投票[0]


ポツリ ポツリ 感じてる雨のような痛み
空っぽな心で受け止める 君の涙 冷たいよ

理想 理解 そんなもの誰にも解る筈がない
空っぽな心が呟いた 弱さ 佇むビル街

救いを求めた堕落者が最後に辿り着く神頼み
もしも それが叶うなら 今まで散った願いは何だ?

信じれる者は己のみ それを深く刻め刻め
脳裏に焼き付く 優しさを履き違えないように
自分の力 自分の声 それだけを頼りに
欲望、亡者の渦巻く この都会で生き残れ

賽を転がして 西へ東へ 縦横無尽に駆け出して
手にした 「幸福」は二度と離れないように
鍵つきの籠のなかへ

君の涙 輝いてる 生きていたい
そう 叫んでる 今も
負け犬でも最後まで吠えてやれ
そして いつか 勝ちを掴む日まで

この涙は渇かない。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 楓 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ