――翌日
翼「ああ〜ついにここともお別れかあ〜」
聖「何回も言うな。ええからさっさと片付けろ」
9人は体育館の片付けと掃除におわれていた
翼「別に掃除までしんくてもよくない〜?」
拓「使用してんからちゃんと綺麗にせな。あれ、これ誰の譜面や?」
拓朗がそばに落ちていたファイルを拾いあげるとすぐ隣でスタンドを解体していた慶太郎がそれを見上げた。
慶「ああ、それ多分、光希のですよ」
光「!?」
拓「!!!!?」
波「あ?」
秋「!」
翼「おい、お前…!」
拓「お前、今何つった?!」
拓朗は慶太郎に攻め寄った。
慶「…光希の?」
拓「…なっ…、な…!」
猛「何なん?!どうしたん!?」
翼「お前何急に光希とか慣れ慣れしいねん!みっきーはみっきーやろ!?」
慶「だって、“光希”がそう呼べって」
翼と拓朗が同時に振り返ると光希はぶんぶん首を横に振った
光「確かに言ったけど…別に“光希”とは…」
翼「ん〜もうっ!!ほんま慶太ずるいで!!!俺も光希って呼ぶ!おいっ光希!」
光「…。汗」
翼「…無視…!」
美「あはは、諦めろ」
拓「…ずるい」
聖「お前はほんま…」
慶「?」
秋「…。」