その男の名は安二郎

マダム・えっくす  2010-02-02投稿
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初めまして、これは私を妄想と現実を錯誤させてしまうような、妖しい男の話です。もちろん、こんな男は、実在しないのです。
とあるバーでね出逢いが始まりで、私はカウンターの奥に座り一人の男を待っていました。 カウンターの中程には50歳位の紳士と向かい合うマスター。マスターには口ひげ(少し白髪交じり)、二人は過去の女性遍歴を自慢気?に語っていた様で、私も気にはなるのだが、横で聞く訳にもいかず〜何だか、落ち着かないまま時間が過ぎてしまった。このまま待ち合わせの相手が来なければ、などと思っていると、何とも中途半端なタイミングで来てしまう、それが、私をマスター達と同じ様に女性遍歴の一人と数える男だったりするのだから〜オトコって。 それを分かって付き合ってるのが、私の様な遊び?飲み?話し相手?を探している女なのです。
思い通りにならない、たまに起きる幸せなサプライズに支えられて次に逢える日を、時間を待てる。そんな自分が可愛く思えたりもすれのです。

昔の話と言いながらも、私の耳に入ってくるのは、2人の老人と言うには早い中年男である。本気で、ハマった女とか〜遊んでるつもりが遊ばれていたとか〜コワい人達に囲まれたとか〜聞きたいでしょう。マダムだったり、それが職業だったり、まったくの素人だったりするらしい。それが私の耳に入ってきたら、落ち着けないょね!

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