電球はスイッチを切ると
一瞬にして
明るく照らされていた場所が
闇に包まれる
それはまるで
希望に満ち溢れた若者の
光り輝く未来が
一瞬で
無くなってしまうように
血で清算できるものなど
一つもありはしない
むしろその血は
人の心を汚す
残されたものは
一体
何を思う?
取り払われることのない
モヤモヤしたものが
私たちを永遠に苦しめる
救われることのない
現実逃避の末
自ら人生に終止符をうつ
それで何が変わると言うのか?
あがける限り
あがいて欲しい
その先に必ず光があると信じて
強く生きて欲しい
後悔してからでは遅いから