今日もまた 薄ぼやけた彼を見る。
数メートル先の向かえのホーム。
矯正視力0.8のわたしには彼の顔ははっきりと見えない。
いつから彼の事が気になりだしたのか…
顔もわからない
どこの誰かも…
それでも私は彼を見つめる。じっと見すぎないように 怪しい人だと思われないように 時々明後日な方を見たりして。
これが恋?
わからない…
わからないけど、彼がホームにいない日は心に隙間風が吹く。
明日 思い切って向かえのホームに行ってみようかな! …なんて思っていつも挫折。
いつか、笑顔で彼に話し掛けてみたいな。