リレー小説「ある物語〜11〜」唯沙

唯沙  2010-02-09投稿
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山道の中トーコは今まで不思議に思っていることをトーコに聞くことにした。

「この『心の鍵』は何?何でナツの名前に反応したの?」

「それは私とトーコが名前で繋がりができたからよ。名前は特別よ。簡単に口にしてはいけない。得に悪い相手にはね。」

ナツがそう答えるとトーコはもっと不思議そうな顔をした。

「今はまだわからないか。」

トーコはそう言うと突然大きな声を出した。

「あ!あれ!!女神様が眠っているってあそこじゃない?」

ナツが指差した先には1つの大きな家が立っていた。

トーコは唾をごくりと飲み込みナツの手を握りしめた。

そして2人で家の中に入っていった。

そこは錆びれていたが大きなお屋敷で部屋が沢山あった。

「お邪魔しま−す。」

2人は小声でそう言うと家の中へと入って行った。



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