SUMMER TIME 1TIME

♪昇天♪  2006-08-19投稿
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『何に怯えているの?』

『そんなのわからないよ』

━━バシュッ━━

毎晩見る夢
途切れる夢
夏になると
必ず見るんだ…

どうして毎晩同じ夢なんだろう?俺に何かを伝えようとしているのだろうか。

この夢を見るようになったのは、小学4年生の夏からだ。夏休みになると必ず見る。だから、俺は夏が嫌いなんだ。

意味のわからない夢
何かに怯えている俺

俺の名前は柳 龍介。今、俺は高校生だ。夢の事は誰にも話していない。話せば、変な目で見られる様な気がしたからだ。みんなの前では、話を合わせて夏が楽しみとか言っている。

蓮『なぁなぁ!もうすぐ夏休みだよなっ♪』

蓮は一番の友達だ。蓮とは小学校からの付き合いだ。

七奈『そぉだねぇ〜高校最後の夏だし、思い出作りにみんなで何かしよっか!』

蓮『おっ!いいねぇ〜何する?何する?』

真治『俺は、みんなでキャンプとかいいと思うんだけど…どうかな?』

蓮『おぉ〜真ちゃ〜ん、ナイスアイディアだね〜』

七奈『龍は、何したい〜?』

俺『ん?何でもいいや』

蓮『お〜い、龍ちゃん!何だよその返事〜夏休み楽しみじゃないのか〜?』

みんないつも遊んでいる気の合う友達だ。もうすぐうちの学校は夏休みになる。だから、みんな浮かれ気分だ。蓮はその典型的なタイプだ。授業中だというのに、夏休みの話をしてくる。

七奈『じゃ、放課後、うちに集合ねっ♪』

俺がボーっとしている内に話は進んでいたらしい。

そして、放課後、俺は七奈の家へと向かった


SUMMER TIME
1 TIME
END

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