深夜目が覚めたら。
俺『おぉ…!』
隣で髪の長い白い着物を着た女性が寝ていた。
オイオイなんで女が寝てんだよ!連れ込んだ記憶もそんな度胸も俺にはないぞ。
俺『…そうか』
これは毎日会社で働いて社会に貢献している俺への神様からのご褒美なんだ。きっとそうだ。そうに違いない。
俺『そうと決まれば早速…』
俺はズボンのベルトに手をかける。
ん?
でもよく見たらこの女肌が異常に白いな…てか青白い。
…怖くなってきた。
そうだよ自分。普通に考えてこんなことありえる訳がない。
俺は気味が悪かったのでその女性を抱き抱えてベランダにそっと置いておいた。
朝起きてベランダを見てみるとそこに女性の姿はなかった。
俺『不思議なこともあるもんだな』