終末(おわり)の鐘が鳴り響き
朱い沈日(ゆうひ)に
飲み込まれそうになりながらも
羽を休めない鴉は
鐘の音の聞こえない
安息の地帯(ばしょ)へ
逃げ続ける
どんなに翼を羽ばたかせ
あてもなく泳いでも
きっと鴉(きみ)は見つけられない
ユートピアもエデンも
鉄屑に埋もれて
もう
誰にも見出せないから
でも君は
例えそうだとしても
鐘の音が騒がしく打たれ
鴉(きみ)の啼き声が
掻き消されても
飛び続けろ
鴉(きみ)は籠を持たない
沈日に消える王だから
僕?
僕にはもう
鐘の音が
うるさすぎたから…
今
空虚な心に
終末の鐘が木精する
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誰にでも
応援したくなる人は
いるのではないでしょうか。
例えば幾つになっても諦めない心を持つ強い友人や
自分にはできない恋を愛に変えて形にできる
そんな人達は
弾かれ易い世の中だけど
本当は羨ましいだけでしょ?
羨望を嫉妬に変えないで
認めたら?
って自分で言える程、偉くはないですが
声にできない分、言葉にしようと書いた歌です。