壊し屋 三

くま  2010-02-17投稿
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外と違って中は片付いてて客間に机と2人がけと2個の1人用のソファーがあり、他は一般なキッチンなど生活感が溢れていた
女「どうぞお座り下さい。あっ申し遅れましたが私は今藤ひよりと言います。ここの家政婦みたいな者です♪どうぞごゆっくり。今お茶用意してきますね」
そういってひよりはキッチンの方へ行った
今さらだけど…どうしよう…ひよりさんは優しそうだけど壊し屋なんて得体がしれないし
綾「はぁ…」
子「どうしたの?お姉ちゃん」
綾「え!いやなんでもないよ…てか心が読めるんだから分かるんじゃないの?」
子「さっきもいったけど仕事以外ではつかわないよ」
綾「仕事って…もしかしてここに連れてくること?」
子「そうだいたい心が読めるなんて良くないよ…気持ち悪くなってくるし…」
小さい子が言うような事ではない。この子もそれなりにいろいろ抱えているんだと思った
綾「ごめんね…何にも分かってなくってお姉ちゃんダメなんだ…優しい事とか何も言えないのいつも自分で精一杯で…」
私はぼーっとしていた。ここが壊し屋と言うことも忘れて
子「大丈夫だよ!僕強いからひよこを守んなきゃだし」
ひよこってひよりさんのこと?
綾「君は名前何て言うの?」子「…今藤卓哉(たくや)」
たくやくん…あーそれでたっくんか
綾「あれ?でも今藤ってひよりさんと同じだ。弟くんなの?」
卓「僕はひよこのひよこだよ!つまりひよこはママなの」
綾「え!あんなに若そうなのに!?」
おもわず声にでた。すると今の驚きも吹き飛ぶような感じで
ばんっ!
ドアが開いた。誰かが帰ってきた。それはショートの生え際が黒く染まっている銀髪で目付きがきりっとなっていて煙草をくわえかっこいい美人な人がでてきた
女「おいっ!たけはどこだ!?」
ひ「どうなされたのですかーそんなに怒って…」
キッチンからひよりが出てきた
女「もう我慢の限界だ!!あいつ一向に仕事もやんねーしてか客がこねーんだよ!あーイライラする!」
ひよりは女の肩を叩いて私の方を指すとその女は顔色が変わり
女「お客様ですか♪どうもすいませんねーお見苦しいところ♪」
やばい…これは今さら帰れない
するとまたドアから金髪のハッピをきたかっこいい男が出てきた
女「たーけー…てめぇ今までどこに」
男「うお!社長…あは♪」
女「あはじゃねーよ!!」
すると四文字固めを女はくりひろげる
なんなの…一体…



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