誰かの影法師 西日に消えていく。 僕は世界の端っこで 肩を震わして 地平線を見つめる。 誰かが残してきた 小さな証明は 車輪の下の轍が語る。 この軌跡はいったい どこまで続くのかな。 何だか少し羨ましい。 僕の車輪は錆びれてる これが僕の成れの果て もしもまだ動くのなら 大きな悲鳴を 上げながらでもいい。 限りない永劫の中で 僕をどこまでも つれていけ。
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