光波猛「!!?」
翼「え…な、な…はあー?!」
拓「ちょ…冗談言うなよ、せえちゃ…」
聖「冗談ちゃう!」
秋「な…なんで…?」
美「そんなにおばさん厳しいん?」
翼「そんなん親に言われたとかやったら気にすんなよー!好きなこと…」
聖「簡単に言うなや!…お前はええよな。何も考えんと呑気に夢なんか見れて」
翼「はあ?!お前っ…」
聖「だってそうやろ?今の世の中、お前わかってんのか?大学行けたとしても仕事につけるかもわからん。大学行かんとギター?世の中舐めんな!」
翼「お前こそ俺を舐めんな!」
聖「お前は堕ちていった人間を知らんからそう言えんねん」
翼「はあ?」
聖「俺の兄貴は…賢一は全部失敗して今無茶苦茶や!俺はああなりたくない…だから…」
翼「とか言って親に見捨てられんのが怖いだけやろ!結局親に逆らえないんや!お前は!弱虫!!!」
聖「…!」
美「翼!聖二ももう…」
聖「お前に何がわかるねん…!」
翼「知らんわ!何もわからんわ!!」
聖「もうええわ…とにかく俺は……お前らみたいに遊んでられへんねん!」
猛「あ…せえちゃん!」
聖二は鞄を掴むと立ち去った
秋「聖二!」
翼「俺は絶対許さんからな!」