少女は言った
この世を憂いているのです
狭くて 灰色の
この部屋を
呪っているのです
これが昔の私
もう全てを見つくした と
そう思って
あの四角い部屋で
私の代弁者
あの曲を流して
ただ膝を抱えて
ただ、それだけ。
ドアを開けて
歩き出しても
何も見えない
何も聞こえない
必要無いでしょう?
全てを見たんだから
失うモノなんて無いよ
何も持ち合わせてないから
見てないくせに
涙がでてきて
聞いてないくせに
耳を塞いで
畜生…!!
もう1度、最初から
やり直したいなんて
ダサいよな、私