教室の窓に差し込む斜陽
窓の向こう側には青々しい、葉がおおい茂ってる
俺は授業中にもかかわらず窓の外を見ていた
なんにも変わらない、いつもと同じ日常に退屈していた。
「おもしれーことおきねーかな…」
誰にも聞こえないように言ったつもりだったが隣の篠崎 怜奈に聞こえてたようだった
「…ばっかじゃないの、意味分かんないことつぶやかないでくれる、うっさいから」
んったく、ひどい言いようだ。
窓の向こう側を見ていると一つの小さな光がこちらにむかって来るのが目にとれた。
「ちょ…」なんだ、と言い終わらないうちに教室はまぶしい光におおわれた