エルファも床に入った。
可愛い子供人形たちに囲まれて、とても満足な気分である。
さて、眠りに着こうとした時…
ミャー、ミャー
「？」
耳の錯覚だろうか？
子供人形の声がしたのだが…
辺りに誰もいないのを確認して、眠りに入る。
すると…
「ミャミャー、ミャミャー」
エルファはハッとなって起きた。
やはり！
目の前にルラが立っているではないか！
ジッとエルファ・ママの目を見つめたまま、泣いている。
泣く理由は分かる。
ルラだけはママと一緒でないと、眠れないのだ。
「ゴメンナサイ、ルラ。
寂シカッタ、デショウ？」
エルファ・ママはルラを抱き上げ、頬にキスした。
「チャビチィ（寂しい）、チャビチィ（寂しい）。
ウィアーンアーンアーン、ウィアン、ウィアン」と泣き出したルラ。
更に…
ぶりぶりぶりぶり
ウンコを漏らしちゃった。
エルファ・ママはルラを着替えさせた後…
自分の懐に入れて床に着いた。
「オッピャイ（オッパイ）、オッピャーイ」
ルラはゴソゴソして、ママのオッパイをチュチュチュチュ。
「ルラ、オヤスミナサイ」
ママがソッと声をかける。
「オヤチュミ…、ニャチャイ…」
ルラの可愛い返事である。
クゥー、クゥー
安らかな眠りに入ったルラ。
ママ…
大好きなママ…
おやすみなさい…。
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