2人は近くの公園に立ち寄った
光「…話って何…?(恐い…)」
秋奈は何言わずに公園の中を進むとようやく口を開いた
秋「うちが前にした質問のこと、覚えてる?」
光「……質問…」
秋「けえちゃんのこと。」
光「あぁ…うん」
秋「…嘘ついてるんやろ?」
光「…」
下を向いていた秋奈が突然光希と真っ直ぐ向き合った
光「…?」
秋「好きなんやろ?…はあ…うちさあ〜そういうの嫌いやねん!はっきりしいひんところとかさあ〜」
光「…はあ…?汗」
秋「何、うちに気ぃ使ってるつもり?好きなら好きって言いーや。みっきーも好きなんやろ?」
光「…ええ…まあ汗」
秋「ああ〜!!もうっ!いい?恋は勝負やの!!明日から正々堂々勝負して!!わかった?」
光「…汗」
秋「返事っ!」
光「は、はいっ!」
秋「負けへんから」
光「…汗」
――猛「で、今日から慶太の取り合い?」
猛は隣の席で寝ている慶太郎を見た
光「うん…」
波「もう!何弱気になってんの!あかんで、みっきー」
猛「そうや!譲っちゃあかんで!」
光「う、うん」
キーンコーンカーンコーン
「授業始めんぞーはよ席つけ」
光希はノートを開いた。そしてその瞬間手を止めた