―翌朝 スタジオ前
猛「…てことでほんまに昨日の二人の戦い、恐かってんから!…(小声)」
波「…みっきーもなんだかんだでやるやん。これは勝敗見えへんなあ…(小声)」
翼「お前ら何話してんの?」
猛「べ、別に!」
翼「?」
波「それより二人遅くない?みっきーと秋。」
聖「遅刻なんて珍しいなあ…慶太郎でも練習は遅刻しんのに」
慶「…」
拓「…なんかあったんかな…?」
翼「もー先練習しようや」
聖「そやな」
―――そのころ光希は必死になって走っていた
光「…はぁはぁ…(もう最悪や!寝坊するなんて!絶対翼になんか言われる!!)…あれ?」
立ち止まり、目を凝らす
秋「離してやっ!!!」
光「…?!(秋奈…?…とあいつら誰や?)」
秋「あんた達が先に手出してきたんやんか!」
「なんやねん!文句あんのか?ええから来い」
2人組の男が秋奈の腕を掴み引きずって行こうとしていた
光「ちょっと何してんねん!」
「何やお前」
男が鋭い目で振り返った
秋「!?…みっきー…」
光「うちは…」
急に恐くなり声が震えた
「ああ?!」
秋「…?」
光「うっ、うちは、その子の友達や!!友達助けてなんか文句ある?!!」