「とにかく貴様はただ者じゃないな…」
と、会話が一呼吸止まり、「あのーあなたは?何者?」
「私はゼイム、シューベルト特別軍事施設のものだ、先程おかしな気が発見されたので直ちに駆け付けたのだ。」
??
「つかシューベルトなんとかかんとかってなんすか?」
「シューベルト特別軍事施設はこの国を管理する軍事施設、また政治を行ったりするとこだ、戦争なども我らが戦いに行く、今は隣のパリシェイ連合国がこの近くで戦争してるらしいな」
なるほど…なんとなく理解できた、かな。
するとゼイムさんは
「とにかく貴様は特別重要危険人間の部類に入る、一度施設までついてきてもらうぞ。」
「や、やだよ、何されるんだよ。」
「場合によっては、軍事施設の者になってもらう、貴様の気はなにか精霊の気に似てる…。」
軍人なんてまっぴらだ!
逃げるか…そんな勇気あるかな…
俺はとにかく逃げたかった。
「くっ…」
「おい、こら!!、まて!」
くっそー
するとビルの上に人影が見えた。
「そこまでだ!シューベルト!こやつは我らイデアがもらうぞ。」
な、なんなんだ!
「黙れ!イデアなど我らの勢力には勝てぬだろう、おとなしく我らに従え、この劣悪種が!」
なんかわからんが、今がチャンスだ…
俺は全速力で走った。
死ぬ気で走り着いたとこはメライトから少し外れた神社の裏だった。