「下関まで歩いて帰る」と言う少年、ユートにブルは事情を聞く
ブル、「何で金も無いのに一人でこんな所に来たんだ?」
ユート、「テレビ番組のマネして、昨日ヒッチハイクしたら呉まで行っちゃた」
ブル、「…親は知ってるのか?」
ユート、「…知らない。こんな事になると思わなかった」
ブル、「そうか、とりあえず家に電話しろよ」と小銭を渡す
ユートは渋々「…うん」と言って公衆電話から電話する
かなりユートは怒られた様子で、眼と眼の周りを真っ赤にしながら受話器を渡して来た
母親と話たのだが、車の免許が無く、父親は出張しているらしい
ユートは怒られるのが怖いのか、バイクに乗りたいのか、ブルに送ってもらう事を希望する
ブル、「しゃーないなぁ」と、母親と話をつけた
ブル、「おい、乗せて行くから手伝え!ホームセンター行くぞ」
ユート、「うん」
二人はホームセンターでブルの荷物を後ろに積む工夫をして乗せれる様にし、安いヘルメットを買った
ブル、「まあ、こんなもんだろ?あんまり飛ばさなきゃ大丈夫だ。どれ」とブルが最初にバイクに乗りユートを試しに乗せる
ユート、「初めてバイクに乗った…スゲー」ブルの後ろに乗りハシャイでいた