最後に会えた時間も彼は何時ものように素っ気なく終わらせた
あれほど忘れられない時間にしようって決めたのに
彼女の最後の後ろ姿も思い出せない…
2人はどっかでまだ終わらせたくはないと求めていたはず…
彼女の最後の顔を思い浮かべても悲しい顔だった?
幸せな生活しか思い出せなくなった自分が、信じられなくなりつつあった
記憶はいいように作り替えれて、悲しい事はどっか隅に追いやられていくってどこかページで見た
考える時に最初に出てくるとよけいそう思えてくる
パソコン初心者に説明する例で0と1の組み合わせで成り立ってる
人間はアナログな存在だからこそパソコンを使う
思い出せなくなってしまっている自分を考え直した時に
よくあるフローチャートじゃないか?例えば
彼女の顔を思い出すことができますか?
頭の中ではデータ化され保存されて要らないものは削除されてたり書き換えられていく
最後の言葉をかけなかった瞬間も
→No
と選択したから何もせず背中を見送って記憶に鮮明に残さず書き換えてしまったのか?
と
そんな事をて考え始めフッと出た考えで彼は考えるのをやめた…
「彼女をは幸せにすことができますか?」