君に触れたくて 今日も影から見つめてる
気付いてほしい 気付かないでほしい
矛盾だらけの恋想(コイゴコロ)は 稔ることはない
当然、気付いている 正攻法じゃどうにもならない
「片思い」言葉にすれば綺麗でも実際は切ない
望めば望むほど 現実が圧し寄せる
いつか… なんて希望は無くて
鏡に写るのは虚しさと眠る男の姿
相変わらずな光景に吐き気を覚え
薄暗い排水溝に流しました
僕は君だけのヒーロー
だから今日も見守ります
嬉しいでしょ 素敵でしょう
君の事が大好きだから
悪い虫が湧く季節です
一人きりじゃ不安でしょう
僕がいるから大丈夫だよ
君を離したりしないから
いくら理屈を重ねても
瞳に写る君は笑わないお人形
いくら言い訳しても
此処にいる僕は ただの性犯罪者
夏の匂いと君の匂い
現実はやはり綺麗ではなく
腐り爛れた 肉に垂れる
白い液が残るだけ
何一つ 後悔はない
そう自分に言い聞かせて
明日を迎え 笑っていよう
だって 僕はヒーローなんだから