二年になった。やっと運は私に向いてくれた。菜々子と同じクラスだ。私は喜んだ。でも恵理も同じクラスだった。私は菜々子といたいのに…あ、恵理と小学校のときに仲良かったヒナも同じクラスだ!!私は安心した。これで菜々子とずっと一緒にいれると思った。けどヒナは別の子とばっかり一緒にいた。気付くと恵理は一人ぼっちだ。私は恵理を孤独から救う事より自分が楽しく過ごせる道を選んだ。なんとなく恵理といると息苦しかったから。ただ性格が合わなかっただけだろうけど。私は友達の悲しみを見て見ぬふりをした。
そんなこんなで私は楽しい一年を過ごした。
恵理が私を恨んでるとは知らず。