「マコ?」
するとドアの前にマコがいた。
何故かマコは目を眩しいくらいキラキラさせて藤崎くんを見ていた。
すると、マコはそのまま藤崎くんの前に立った。
「マ、マコ?」
「カラオケって男の子たちいっぱい来ますよね?」
「え、うんまあ…」
藤崎くんですら若干、マコに引いてる気がする。
てゆうか、嫌な予感。
「あたし行きます!美和と一緒に!ね?!」
美和はくるっとあたしの方を向いて言った。
あたしに選択権は無いのだと思った。
やっぱり、嫌な予感的中…。
「ホント?!」
あたしがどう言おうか迷っていると、藤崎くんは笑顔であたしを見た。
「え、えと…」
二人の視線が痛いよ…。