スクールデイズ

兼古 朝知  2010-03-13投稿
閲覧数[394] 良い投票[0] 悪い投票[0]



楽しそうに笑う彼が好き
彼が笑ってるなら
世界が
どうなったっていいや
そう思ってた
いつかのスクールデイズ

屋上で友達と話しながら
ふと目をやると
グラウンドには
元気に遊ぶ彼の姿
生返事になっても
怒らないでね
今の私には彼が一番なの

真剣な顔の彼が好き
彼が真剣なら
それを
邪魔するものを消すよ
そう思ってた
いつかのスクールデイズ

授業中ノートをとりながら
ふと目をやると
右斜め前には
居眠りをする彼の背中
当てられ 気づかなくても
怒らないでね
今の私には彼が一番なの


そう思ってた
いつかのスクールデイズ

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 兼古 朝知 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ