スクールデイズ

兼古 朝知  2010-03-13投稿
閲覧数[410] 良い投票[0] 悪い投票[0]



楽しそうに笑う彼が好き
彼が笑ってるなら
世界が
どうなったっていいや
そう思ってた
いつかのスクールデイズ

屋上で友達と話しながら
ふと目をやると
グラウンドには
元気に遊ぶ彼の姿
生返事になっても
怒らないでね
今の私には彼が一番なの

真剣な顔の彼が好き
彼が真剣なら
それを
邪魔するものを消すよ
そう思ってた
いつかのスクールデイズ

授業中ノートをとりながら
ふと目をやると
右斜め前には
居眠りをする彼の背中
当てられ 気づかなくても
怒らないでね
今の私には彼が一番なの


そう思ってた
いつかのスクールデイズ



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 兼古 朝知 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ