私はいつか消えるから
何も心配しなくていいよ
今度もうまくやってみせるから
あの娘に悟られないように
貴方から貰ったブルガリの時計
肌身離さず持っているよ
でも少し寂しいよ ぬくもりがない
この秒針が廻るたびに
サヨナラは近づいていく
サムイ コワイ イタイ セツナイ
最初から解っていたはずなのに
わがまま ごめんね 忘れてちょうだい
貴方に似合わない 私 もう いなくなるから
今夜も私に気付かれないように
あの娘に電話してる
バレバレだよ ほら 口元 緩んでる
「アイシテル」そう囁く 貴方の声は
いつもより優しすぎて 切ないの
ほんとはあの娘に言いたいんぢゃないの
私には似合わないよ
「コワシテホシイ」
突き放して 強引に
ぢゃなきゃ 私
やっぱり 離れられないよ
こんなに こんなに…
想っているから