約3ヶ月ぶりかぁー。 俺は学校の校門の前に立ち校舎を見た。外壁は白一色のTHE学校の外観をした我が母校。『エレメンツ』は主に何を学ぶかというと自然エネルギー、資源と人の調和について学ぶ。簡単に言うとカードDASSの使い方を学ぶ場所だ。俺たちが住むこの階は、『十戒』またの名を『エルドラ』と呼ばれ、カードDASSによって生活が支えられている。鉄は刃物のカードDASSに火はコンロのカードDASSに。つまり、この階じゃー。カードDASSをうまく使えないと生活できない。だから、学校で教育する。理にかなってるだろ。ちなみに、鉱物やエネルギーをカードに精製することができる人間は、ほんの一握りで、その一人が我が校 校長の聖工リュクベルクその人だ。この人は伝説の聖工アルバートの子孫にあたり、聖工のサラブレットにして凄腕の聖工だ。加えておくと、俺が手に入れた自然から直接手に入れたカードは聖工の作品ではないではなんだ…それは。
サルバトーレ、誰に話しているんですか。戻ってきたのなら、まずは職員室に挨拶にくるのが、礼儀でしょう。まったくお前と言う奴は。
校長、やっと思いで期間で戻ってきた生徒にいきなりの小言はひどくないですか。
見るからに育ちがが良い顔立ちで、年齢がわからなくなる位の若い容姿をした校長が、これまたすーっと品のある感じで俺の前に立っていた。
ほぉーいつからそんな口を聞けるようになったんですか。サルバっ!
(やばっ!出た校長の愛情の裏帰り。)
先生、レイラ先生に報告に行きたいんで失礼していいですか。
うまくすり替えたつもりですか。しかし、今回は見逃しましょう。
そういうと校長はきびを返し、また学校に来る生徒に挨拶していた。
校長はすごい人だが、教職者としてもすばらしいと思う。生徒の顔と名前はすべて覚えているし、毎朝校門を掃除しながら、生徒みんなを迎えてくれる。まったくその行いには、頭が下がるが説教好きなところは、勘弁願いたい。俺は校舎に入り一階にある職員室に向かった。いく途中で担任のレイラ先生を見かけた。彼女はかぁーなぁーりぃー変。だけど、それは次回に続く。