ねこのタコス

 2010-03-18投稿
閲覧数[343] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ある晴れた日。遠くで声がする。

『タコスー!帰っておいでー!』

目をつぶっていた。
もう少しこのまま。
こうごうせいしたぁーい!

『ごはんだよー!』

……つい反応。
耳があやちゃんの声のするほうに向いちゃった。。。

シブシブ起き上がり、ぼくは隣のおうちの塀をつたい、あやちゃんの住むアパートへ。

『もぉどこ行ってたの?どうせまたヨソの子にちょっかい出してたんでしょ!』

…ちがうもん。
朝のさんぽだもん。

そしたらちょっと三つ隣のお家の小屋根がぽかぽかだったんだもん………。

そしたらちょっと座ってみたくなったんだもん。

気が付いたらウトウトしちゃっただけだもん。

ぼくが好きなのはお隣のモモちゃんじゃないもん。


[にゃ〜にゃぉ〜ん。]

『たっちゃんは可愛いねぇ(笑)』

……まったく。

ぼくの気も知らないで。

あやちゃんは勝手なんだから!

仕方ない。

とりあえず。

はらごしらえを。

あやちゃん大好きだよ!

って。



いつかあやちゃんに気持ちを伝えるんだ!


ぼくはこげちゃのぶち猫。

タコスです。

みなさま。


よろしくです。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 綵 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ