<第一章・刃> <ザク> 鈍い音と共に肉が裂く。 血は海と化し.鉈は赤く 染まる。 鉈を握る手は 刃を伝い 赤く汚す。 白い着物はべっとりと血で薄汚れ、布を通して ひんやりと冷たさが 伝わってくる―――。 バラバラに引き裂かれた 少女を冷たい目で見下ろしまだ微かに温かい頬に 手を回した。 「大丈夫 もう終るから」
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用