第二部「野獣の終焉」プロローグ

 2010-03-20投稿
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野獣と呼ばれた沖田…

沖田の証券会社就職後は
互いに連絡は
取らなかった

入社三年で会社を辞め
独立したという
ウワサは耳にした


僕は一歩一歩
天下取りに歩んでいた

まずは上場や!


そう野心を決めると
不思議と上場に
不可欠なメンバーが集う

上場を目指した
ベンチャー企業は
計算通りに設立五年目に
上場を視野に
証券会社との協議に
入った


証券会社からは
上場前はくれぐれも
反社会勢力との接触は
気をつけるように
言われた


飲みに言っても
上場の話は絶対しないように箝口令をひかれた


ある日
受付社員から内線がきた

アポイントは
ないそうですが
沖田さんという方が
面談に来ていますが
いかが致しますか?


…沖田?
…野獣が何の用事やろ

ここ(私の勤務先)を
知ってるってことは
上場に関するネタやな!
…ユスリ・タカり?


不思議と懐かしさはない
戦闘モードとなった



しかし
心とは裏腹に
明るい声で
受付に指示した


応接に案内して


応接室のドアを開ける


明らかに
カタギでない雰囲気の
野獣(沖田)がいた!


〜上に続く〜

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