他人の渦 飲み込まれた 異次元世界
爪を立て 必死に抗うが 効果なし
諦めて 血しぶく春を待つばかり
命さえ た易く見える 茜色
所詮、誰もが自分ばかり
そんな事 解っていたのに
微かな希望 まだ信じてる
惨めな自分 消してしまいたい
膨らむ憎悪と孤独感 私は此処で朽ちるのみ
傘をください 今、降り落ちる雨さえ凌げれば
先の見えない未来に一つ 希望が咲くから
愛をください 初めての温もりを感じられたら
きっと私も誰かに優しくなれる気がした
そんな朝
涙はきっと見せないよ
素直になることが怖くて
怯えて 怯えて 私は一人
笑顔の自分に会いたくて
今朝も一人 他人のなかで
溺れて 溺れて…
苦しいよ 苦しいよ 苦しいよ
まだ期待してる...