alone 3=自神の要は少年少女=

兼古 朝知  2010-03-21投稿
閲覧数[356] 良い投票[0] 悪い投票[0]



幼い頃の晶と水鶴は、家が隣同士で、よく近くの山に遊びに行ったり、互いの家で遊んだりする仲だったが…
自神と皆神が出来上がった時に、丁度二人の家と家の間が境目となって分けられたのだ。

あの頃の水鶴は、よく笑う子供だった。
…分けられてからの水鶴がどうなったのか晶は知らない。


皆神の人々が殺された時に上がる名前が、彼女ともう一人、柊 圭(ヒイラギ ケイ)という17歳の少年だった。

彼は水鶴の忠実な部下で、髪は長く、後ろで1つに束ねている。目はつり目で、黒づくめの格好をしている、と晶は聞いていた。

「じゃ…俺 時間だから、行ってくるな」

「…気をつけなさいよ、晶」

心配そうに夕が言うと、

「ん、わかった」

ニッと笑って、晶は答えた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 兼古 朝知 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ