「おい、マスター…あの奥の銀髪の女、何モンだ?」
「へい?レオンさん一目ボレかなんかで?」
「ぢがうわ」
バーテンをどつく俺
「いてて;冗談でさぁ;……そういや見ない顔っすね〜…ガイジンじゃぁねぇですかい?フランスとかあっち系の…」
「…ガイジンねぇ……」
…っと、あっちはなにやら話が済んだようだ
ミシェールが立ち上がると銀髪の女は軽く手をひらつかせた
足早に店を出て行こうとしたミシェールだったが流石にカウンター近くの俺にきずくと軽くキョドったようなそぶりを見せて
「…カーティアス…」
「…よぅ、てか名前で呼んでくれよ。レオンだレオン。」
軽い感じで話しかけたつもりだったが相手はどうもキョドりがちだ
「……こんな所で何をしている……」
「何してるって……、そりゃぁお互い様だろ。」
「…………。」
カラン
っと、ミシェールはいきなり無言で店をそそくさと出ていっちまった。
「…な…なんか気にさわる事言ったかな;?俺…;?」
意見を求めるようにバーテンの方に顔を向ける
「さ…さぁ…;?」