私の初恋3

真友  2010-03-22投稿
閲覧数[330] 良い投票[0] 悪い投票[0]



意を決して返事した

「嬉しい!でもユウ君から見たゥチってどんなん?ゥチの何処が好きなん?」

もしかしたら彼が好きなのは、あの時の私であって今の私じゃないかもしれない…
だからどうしても聞きたかった…
私は、前の彼も今日見た彼も大好きだから…
大好きだから…彼に嫌われたくない…
だから彼の前だけでも彼の好きな理想の姿で居たい…
彼の心からの気持ちを聞きたい反面、怖いから聞きたくない…。

彼から返事が来た…

「俺から見たお前?寂しがり屋で強がりで何でも我慢してまう子!好きな所は、相変わらず子供みたいな所!」

メールを見た私は、また涙が溢れて来た…
彼が昔の私だけじゃなく今日の私も見てくれていたから。
私は、嬉しくてメールを返すのを忘れて泣いていた。
そしたら彼から電話がかかって来て…

「どうしたん?俺なんか悪い事言った?」

って彼が心配そうに言うから、私は、少し笑い

「いやっなんもない、ごめん…すぐ返す」

って言ったら彼は、

「まだ泣いてたん?大丈夫?」

って心配そうに聞くから、私は、心配ばかりさせてる自分がとても悔しかったから、また強がって

「大丈夫!心配無用。すぐ送る」

って言っちゃった。
本当は、前みたいに甘えさせて欲しいのに強がって一方的に電話を切った…そしたら彼から「俺の元気の素!」ってタイトルの写メールが送られて来た。
写っていたのは、楽しそうに笑っている私だった…
私は、涙をこらえて「これの方が良くない?」っと笑った写真を撮って送った。
心の中は「ありがとう」でいっぱいだったよ。
本当に心配かけてゴメンネ…私にとって彼は、どんな物にも変えられない大切な存在だった。
彼がいたから今の私がいる。
彼がいたから私は、笑える。
彼は、いろんな物を沢山私にくれた…
私が彼にあげられる物なんて何もないのに…
悔しいよ…
何で私は、彼に何も与えられないの?
私にも、あげられる何かを与えてよ…
私だって彼に幸せや暖かさをあげたいよ…
っていっぱい悩んだ。
結局、彼にとっての私ってなんだろう?って思ったりもした。
でも考えても私は、彼じゃないから分からない…
続く…

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 真友 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
良い成分のみ使用
死海100%の入浴剤


▲ページトップ