翼「なあ本番さ、なんかパフォーマンスいらん?頭ばーんって燃やすとか」
波「あはは」
猛「危ないやん!」
拓聖美「んなもんできるかっ!」
秋「しょうもなっ」
光「ほんまに…」
み「…」
テンポよく進んだそれぞれのつっこみ。しかし、突然翼の表情が曇る
美「?」
そんな翼の様子に全員が不思議そうに顔を見合わせた
翼「…あかん…」
拓「?」
翼「おい!三宅ぇ!」
み「えっ?!何?!」
翼「お前もっとのれよ!」
み「の…のる?」
拓「?」
翼「あ゙ぁ〜もうっ!あかん!あれがないねん!」
美「何が?」
翼「皆のつっこみの後の慶太郎の『…』!!」
拓「それただの無言やん」
聖「全然のってへんし」
翼「もう!お前らわかってへんなあ!“慶『…』”の重要さを!!!」
聖「今普通に三宅も『…』やったやんけ」
翼「それじゃノリがちゃうねん!!」
拓「は?」
秋「…翼の言う通りや…あ〜もう嫌やあ!!けえちゃんおらんバンドなんて…」
翼「いつも無言でもやっぱおらんと寂しい。」
聖「…確かになあ…」
拓「たった1日やん。明日にはまた…」
秋「1日じゃない!もうずっと慶太のドラムはないやんか!」
光「……」