第二部「野獣の終焉」中

 2010-03-22投稿
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気持ちとは裏腹に
僕は笑顔で沖田に言った

「まっ久々やから
飲みに行こっか」


緊張してた
沖田の顔が緩んだ


沖田をハイカウンターのバーに誘った

バーには
僕の部下の正広を
同席させた


正広には
指示を出しておいた…

野獣は酒が入り
警戒がとけてきたのが
饒舌になってきた

「先輩はいいですね〜
このままやと億万長者ですやん」
「僕にも株譲って下さい」

僕は笑顔を絶やさずに聞いた

…ネタは何?

沖田は会社の
機密事項の情報を
握っていた


ふぅん
潰すしかないかあ…

じゃあ
テキーラでも飲むかあ
マスタージョッキで!


沖田は商談成立かと
ホッとしたようだ

三人で乾杯を
する仕草をするや否や


僕はジョッキを
野獣の顔面にぶつけた

野獣は
不意をつかれて
後方に椅子から
転がり落ちた


僕は昔のように
手加減せずに
顔面を踏みつけて
腕をネジ上げ叩き折った
野獣が立ち上がり
反撃に出ようとしたので
止めに
顔面をもう一度蹴った

野獣を見下し言った

なめんなよ
もうすぐ警察が来る


正広が指示通りに
警察を呼んだのだ!

〜下に続く〜

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