拓「頑張りたくても頑張れられへん慶太郎の分、俺らがやらんでどうすんねん。」
翼「…そうや…な。うん!慶太郎の分頑張らんとな!」
秋「…うん。ごめん、みっきーもみっくんも」
三「いや、俺は別に」
翼「よし!こうなったら世界一目指すぞー!!」
美「むりむり。」
翼「無理とかいうな!とりあえず今はお前や!三宅!」
三「また俺ぇ〜?」
翼「お前だけノリがちゃうねん。そうやなあ…全体的にお前のは重たいねん。もっと軽くいけよ。こんな感じ」
翼がギターで軽快なリズムを弾き始める
三「?」
猛「そうそう」
猛も即興で加わり互いに合図しあいながら一人また一人と加わっていく
拓「ほら」
拓朗に促され三宅も首をひねりながらリズムを刻む
翼「ちゃう!もっと前めや」
三「!」
翼「そう!それや!」
拓「このままさっきの曲いくで!」
猛聖「えー!?」
美「ふふっ…」
拓「わん、つー!」
翼「わんつーすりー!!!」
――パタン
慶太郎が部屋に入るとゆずが足下に寄ってきた。ゆずを抱きあげベッドに座るとそのまま倒れこんだ
慶「…俺は…何のためにドラマーになりたいんやろな。…皆…達也達也ってうるさい…」