特別、悲しいことがあった
わけでもなく
泣いて
他に面白いことを
知っているのに
何故か笑えた
人の声が聞こえて
気になって
耳をすませて
言葉が分かったら
肩を落として
また笑った
自分はクソ以下だと
再認識して
かといって
そこから這い上がる努力もしない
刃向かうつもりもない
テーブルごと
ひっくり返せば
床は散らかるけど
周りの声は
綺麗に片付くかもね