ここは人気のない西校舎
3階の一番奥にその部屋はある
入口には化学室と表記されてるが、扉にデカデカと演技研究部と書いた画用紙が貼られている
部屋を覗いてみると、誰かがいるようだ
玲:「暇だぁ〜…ひまだ〜ひまだ〜私は元気〜♪」
ト○ロの替え歌を歌っている彼、名前は玲。
えっ知ってる?
そ、そうですか…
あっ申し遅れました、私、先ほど玲さんから物語の進行=台詞以外の文を任されました、文章です(笑)
玲:「ところで文章さん」
はい…ってはい??
玲:「さっきのフリはおかしいでしょ?」
といいますと?
玲:「俺がここにいるのは冒頭で話してあるのに誰かいるようだって…なんじゃそりゃ」
…ハハハっ続けますよ
玲:「あっシカトこいた!」
どうやら、玲はターンテーブルを回しながら研究部の面々を一人、待っているようである
玲:「…で?」
台詞を続けてください
玲:「…で?」
待っているようである!!
玲:「ふん…あぁつまんねぇ〜誰か早く来ねぇかなぁ…この前の続き考えるかぁ」
玲は重い腰をあげ、黒板にイロイロ書きはじめる
玲:「ん〜でもあれは映画だったしなぁ…いやっ諦めたらそこでダメだ、可能性はある」