ココナッツミルクって 案外美味しく ないんだね 一口嘗めた後 彼女はそう呟いて 窓の外の西の空を 悲しげに見上げた まるで彼女が僕を つまらない人間だと 言い放ったような 気がした… そのとき空が 茜に染まったのは きっと彼女の センチメンタルが 原因だろう 太陽は僕よりも 彼女を理解していた。 そうやって 太陽は僕を殺したのさ つまらない僕を そうやってね…
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