要件はなんやろ…
頭は混乱した
実は…
教子さんは
先日お亡くなりに…
えっ…
だって…
教子は…
俺と同じ年(20歳)
そっかあ…
別れて五年から…
感慨に浸る前に
疑問が起きた…
なんで…それで…使者?
次の衝撃は
人生最大だった
貴方の娘さんがいます…
意識があるのが
不思議な位に
意識が
真っ逆さまに堕ちた
僕が青ざめ混乱してるのを見て使者の方は言葉を続けた
娘さんは
眼に障害がありますが
院長が
近々貴方に会い
今後について
話し合いたいそうです
今までの
舐めきった人生が
走馬灯のように
頭をよぎった
…何が天下一や…
何が毎日こうやったら
エエか…
調子に乗りやがって…
愚かなお前に人生を
楽しむ価値あんのかよ!
フラフラと下宿に
倒れ込んだ